Voice2 ~赤十字病・産院で活躍する先輩看護師~

看護師を目指し、就職活動をしている皆さん、こんにちは。
前回から始まりました本企画、今回も同じく福岡赤十字病院より、お届けしていきます。

さて、第2回目にご紹介するのは、千布 さとみ(ちぶ さとみ)看護師です。
千布さんには、「赤十字施設の看護師キャリア開発ラダー」※1の「実践者ラダーレベルⅢ」を取得した経緯などについてお伺いしました。

1の解説は2020327日に掲載されている
Voice(http://www.jrc.or.jp/activity/nurse/feature.html)」をご覧ください。


-はじめに、千布さんが看護師を目指そうと思ったきっかけを教えてください。

中学生のときに総合学習の一環で訪問した老人ホームでの経験が大きいですね。
そこで実際に高齢者の方々と接し、皆さんと笑顔で楽しい時間を過ごせたことが嬉しく、自分自身が関わることで他人を元気にできることに魅力を感じました。
最初はリハビリを行う人になりたいと思ったのですが、生まれてくるところから高齢者の方までと、対象の方に携われる時期や期間が長い分、色々な面で他人の役に立てるのではないかと思い、看護師を選びました。

-当初から実践者ラダーレベルⅢまでの取得を目指していたのですか?

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私は入職5年目のときにレベルⅡを取得したのですが、それまでは、自分の出来ない所と向き合うのも、周りからどう見られているか考えるのも辛くて、ラダーの取得に積極的になれない自分がいました。
ですが、患者さんを通して、「自分が看護をした結果どうだったか」を客観的に評価できるようになり、そこから「専門職である看護師は、自立するうえで自己評価は必要不可欠」と気付けるようになって、私のキャリア開発ラダーと向き合う姿勢も変わりましたね。
日々の看護を通して自分の考え方を変えることが出来たからこそ、レベルⅢの取得に至ったのではないかと思います。

-自己評価をすることの難しさはありますか?

入職当初は、「出来ない所を見つけて、改善しなくてはいけない」という気持ちが強過ぎて、客観的に自己評価が出来ず、本当に看護師を続けていけるのだろうか、と不安になることもありましたね。
ですが、他者評価をしていただいたことで、「自分が出来ている所を伸ばせるように頑張ってみよう」という励みになり、そこから徐々に自己評価も出来るようになってきました。
また、足りないと言われた所も腑に落ちることが多くて、先輩方や師長さんは、しっかり私を見てくれていて良かった、という思いが強かったです。

-千布さんが評価者として評価を返すこともありますか?

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レベルⅠの取得を目指す後輩に評価を返すことはありますね。
私は指導者として一緒に患者さんを看ることが多いので、後輩が出来る、出来ないではなく、患者さんの変化に視点を置くようにしていて、良かった所、難しかった所を共有するように心掛けています。
評価する側になって、評価力や学習視点、私達が目指すべき看護師像を理解したうえで、本人にフィードバックしていくことの難しさも感じています。

-キャリア開発ラダーが日々の看護実践の中に根付いていると感じる所はありますか?

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ラダーの評価指標を見てみると、「病院側がどういう看護師を目指して欲しいと思っているか」が読み取れるので、日頃から自分の成長すべき方向性を示してくれる道標になっています。
私自身も、マネジメントやリーダー経験をさせていただく中で、自分のペースに合わせて踏むべき実践の指標として見ています。

-最後に、赤十字医療施設へ就職を考えている皆さんへ一言お願いします。

私は福岡赤十字病院で働いていて、「看護師としても、人としても成長する機会をしっかり与えてくれる場所」という印象を持っています。
また、その中でも私は、「自分を律すること」を育てていただいたなと感じていますね。
赤十字病院は、個々の機会を成長に繋げるサポート環境も充実していますので、一人でも多くの方に赤十字病院を選択していただければ嬉しいです。

-千布さん、インタビューへのご協力ありがとうございました。


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<福岡赤十字病院の紹介>
福岡県福岡市に立地し、二次救急医療を提供している地域医療支援病院・災害拠点病院(病床数:511床)です。
地域の災害拠点病院としての役割・機能を整備し、地域に開かれた安心・安全な医療を24時間体制で提供しています。
平成26年度より看護方式を見直し、新たにPNS(パートナーシップ・ナーシング・システム)を導入し、安全で質の高い看護サービスの提供と働きやすい職場づくりを目指しています。

更に詳しく知りたい方は、福岡赤十字病院のホームページをご覧ください。
https://www.fukuoka-med.jrc.or.jp/