フィリピンの保健医療支援に派遣した看護師2人が帰国

ボランティアの話を聞く大町看護師

ボランティアの話を聞く大町看護師

日本赤十字社は2013(平成25)年9月25日から2014(平成26)年4月9日まで、フィリピン共和国(以下、フィリピン)での保健医療支援事業に、武蔵野赤十字病院(東京都武蔵野市)の渋谷看護師と熊本赤十字病院(熊本県熊本市)の大町看護師を派遣しました。

両看護師が活動を終えて帰国し、4月10日に本社で報告会を行いました。

キリノ州で地域住民のために健康教室を開きました。大町看護師

キリノ州で地域住民のために健康教室を開きました。大町看護師

第18次派遣要員である2人は、それぞれフィリピン北部・ルソン島の内陸部にあるキリノ州と、同島中部のオーロラ州で活動。

フィリピン赤十字社と協力しながら、プライマリー・ヘルスケア(保健・医療に対する利便性の改善、公平性や住民参加の推進、予防活動など)の向上に取り組みました。

昨年度のフィリピンは例年以上に台風や洪水などの被害に見舞われたため、派遣期間中はフィリピン赤十字社等とともに救援活動にも携わりました。

救援活動にあたる渋谷看護師

救援活動にあたる渋谷看護師

3年目の支援活動をを終えたところであるオーロラ州での活動について、渋谷看護師は、ボランティアの数が不足していること、新しいボランティアの教育がまだ定着化、体系化できていないことを報告しました。

オーロラ州の小学校で衛生教育を行う様子。渋谷看護師

オーロラ州の小学校で衛生教育を行う様子。渋谷看護師

また、台風や大雨といった外部要因によって、事業地に行くことができないといった問題が、事業の進捗に影響していると話しました。

そしてフィリピンで経験した自然災害について、「災害時の被災国の赤十字や国際赤十字、そして各国赤十字社の動き方を、現場で見て把握できました」。

大町看護師、渋谷看護師は今回の派遣を通して、事業運営や災害救護の経験を積んでいます。