赤十字病院と海軍病院 ~いのちを救う日米協力~

くも膜下出血で危機的な状況に陥った米国軍人の患者を、沖縄の米海軍病院から沖縄赤十字病院へ緊急搬送し、両病院の医師による手術でいのちを救うという「日米協力」が行われました。

患者は当初、海軍病院に収容されましたが、同病院には専門医がおらず設備も不足。海軍病院と県内医療機関との協力も通常は行われていませんでした。

ベル医師(写真左)と與那覇医師(同右)。二人は與那覇医師の米国留学時代からの友人

ベル医師(写真左)と與那覇医師(同右)。二人は與那覇医師の米国留学時代からの友人

しかし、沖縄赤十字病院の與那覇(よなは)博克脳外科副部長と海軍病院のランディー・ベル脳神経外科医とが旧知の仲だったことから、両病院間で連携が取られることに。

ベル医師を助手に、與那覇医師が脳血管内手術を行いました。

患者は一週間後には食事が取れるまでに回復し、米国本土へ転院となりました。

日本の最南端の沖縄赤十字病院で、日本のみならず世界標準の治療を行っています。

また、脳血管内治療専門医を目指している脳神経外科専門医や、脳血管内治療に興味のある若手の先生方の研修も受け入れています。