原田看護師(高槻)&清水看護師(名古屋第二)がフィリピンより帰国

平成24年10月3日から平成25年4月10日までの半年間、フィリピン共和国での保健医療支援事業に派遣されていた高槻赤十字病院の原田看護師と名古屋第二赤十字病院の清水看護師が帰国し、4月11日(木)、本社で帰国報告会が行われました。

第16次派遣要員である二人は、それぞれフィリピン共和国オーロラ州とキリノ州でフィリピン赤十字社と協力しながら、プライマリ・ヘルスケア(※1)の向上に取り組んできました。

小学校でのファーストエイド啓蒙活動のようす(写真左:原田看護師)

小学校でのファーストエイド啓蒙活動のようす(写真左:原田看護師)

今回キリノ州へ派遣された原田看護師は、保健医療分野での課題である保健衛生に関する正しい知識を広めるため、地域ボランティアに対する研修やPHASTと呼ばれる住民参加型衛生教育を行いました。

平成25年3月には、小学校の生徒を対象にファーストエイド(※2)の啓蒙活動を行うなど、地域住民だけにとどまらず、教育機関とも連携した活動を実施しました。

地域保健ボランティアへの健康教育研修のようす(写真右:清水看護師)

地域保健ボランティアへの健康教育研修のようす(写真右:清水看護師)

また、オーロラ州で活動した清水看護師は、前任の要員らが取り組んだ地域に対する保健事業への理解を更に推し進めることに努めました。

事業調査として、村の集会所や家庭での健康教育のようすを見て助言するなど、効果確認をフィリピン赤十字社のスタッフらとともに行いました。

派遣期間中には、さまざまなプログラムを通して地域を支援した原田看護師と清水看護師。半年という短い期間ではありましたが、自身の事業運営管理能力も強化された、貴重な経験になりました。二人の今後の更なる活躍が期待されます。

(※1)プライマリ・ヘルスケア
1978年に世界保健機関(WHO)が提唱した健康に関する考え方。世界の保健・医療におけるアクセスの改善、公平性、住民参加、予防活動重視などの実現を求めて形成された理念かつ方法論のこと。

(※2)ファーストエイド
人工呼吸や心臓マッサージ、止血法、テーピング法などの応急処置のこと。