医療安全管理者会議を開催 84施設が初めての意見交換

全国の赤十字医療施設から医療安全管理者84人が日本赤十字看護大学(東京・渋谷区)に集まり、1月26日、医療安全管理者会議を開きました。

各施設で安全管理を担当している医療安全管理者の知識向上と、管理者間の連携体制構築などが目的で、今年度が初めての開催です。

講演に熱心に聞き入る参加者

講演に熱心に聞き入る参加者

本社の杉山良子医療安全課長が日赤の医療安全対策について説明した後、九州ブロック血液センターの入田和男品質部長が「医療事故に学ぶ視点と医療安全管理者のこれからの役割」を講演。医療安全管理者がその役割を果たしていくには、人の特性を理解することが重要だと訴えました。

活発に意見が交わされた演習の様子

活発に意見が交わされた演習の様子

整理・整頓・清掃・清潔・しつけを徹底する「5S活動」の目的を病院に浸透させる方法についても議論。武蔵野赤十字病院の元5S委員長、藤原範子看護師が5Sを医療安全の基本に据える大切さを説き、参加者は、持ち寄った各所属施設の問題点が写った写真を材料にディスカッションしました。

感想として「5S活動の基本的な考え方から具体的な進め方まで学べた」「行き詰っていたところなので、また継続していけるパワーをもらった」などの声が寄せられています。

医療安全管理者は各施設の医療安全推進の要であり、管理者同士がネットワークをつくり、情報を共有することは、推進のための重要な鍵になります。アンケートでも高評価だったことから、本会議は次年度以降の開催も検討していく予定です。