大阪赤十字病院 「災育」セミナーを開催!

8月5日(日)に、大阪赤十字病院にて「災育」セミナーが開催されました。このセミナーは3年前より、夏休みに防災教育「災育」の日を設置し、院内を開放して小学生とご両親を対象に開催しています。

セミナーが開催されるようになった経緯には、大阪赤十字病院が日本赤十字社の国際医療救援拠点病院であると同時に大阪府に指定された災害拠点病院として、国内外の災害、紛争へ多くの職員を日常的に派遣していることがあります。また、大阪で災害が起こった場合についても、府下の防災機関と共同して対応できるよう、さまざまな装備やシステムをつくっています。

今年は大阪市消防局、大阪市水道局、陸上自衛隊、天王寺区役所などが院内敷地でさまざまな防災グッズや車両を展示し、病院内では職員が応急手当のやり方やAEDの使い方のレクチャーなどを行いました。また、災害発生時に何をしたらよいかの講義を行ったり、模擬避難所や、仮設診療所を設営したりと、災害についての意識を高めるプログラムが盛りだくさんとなっており、当日は約250名の親子が参加しました。

災害というのは、常に既存の備えを越えるものであり、防災機関や病院だけがいくら頑張ってもすべてに対処することは不可能です。そこで重要になってくるのが住民の皆さん一人一人の防災に対する意識です。いざというときに何をすればよいのか、どう動けばよいのかを普段から知っているのといないのとでは雲泥の差があります。本セミナーを通して防災機関や病院と地域住民の方々が一体となって災害に向かう体制ができることを目標としています。

応急手当講習ブースの様子

応急手当講習ブースの様子

模擬避難所で食事をする参加者

模擬避難所で食事をする参加者