中国(豪雨災害支援 2010年)

2010年(平成22年)5月から中国中南部を中心に降り続いた記録的な豪雨は、中国東北部や北西部にも拡大し、各地で大規模な洪水や土砂災害が相次ぎました。

8月8日未明には甘粛省舟曲県の中心部を大規模な土石流が襲い、5キロメートルに及び幅500メートルの土地が崩れ落ち、町の一部が消失しました。

この大惨事は死者1501人、行方不明者264人の犠牲者を出したばかりでなく、町全体が浸水したことで支援活動は困難を極めました。

四川省綿陽市北川県での配付式 2011年1月20日

四川省綿陽市北川県での配付式 2011年1月20日

日本赤十字社(以下、日赤)は、甘粛省土石流被災者支援への国際赤十字・赤新月社連盟(以下、連盟)による災害救援緊急基金に1000万円を提供しました。

連盟による支援事業は2011年3月末までにすべて終了しており、事業予算の残余1万8385スイスフラン(約150万円)は緊急基金として、将来の災害対応に役立てられています。

雲南省の配付式で日赤職員から救援物資を受け取る被災者 2011年1月25日

雲南省の配付式で日赤職員から救援物資を受け取る被災者 2011年1月25日

2010年夏は中国各地で大規模な水害が起こり、特に8月に甘粛省で発生した土石流災害が衝撃的だったため、中国国内で集められた義援金の多くが甘粛省への支援に集中しました。

そのため、日赤に寄せられた救援金の多くは、支援のアンバランスを是正したいという中国紅十字会の要請に基づき、四川省、陝西省、雲南省への支援に充てられました。

2010年5月から10月にかけて中国各地で発生した洪水・土砂流災害のために、日赤には総額9074万15円の海外救援金が寄せられました。日赤は、特に被害が集中した四川省、陝西省、雲南省の2万5552世帯に、食糧や防寒服などを配付しました。

また、海外救援金の一部は国際赤十字を通じて、緊急救援や復興支援活動にも役立てられました。

救援金の使途(2013年9月現在)

1. 災害救援緊急基金(DREF)への拠出 10,000,000円
2. 救援物資の配付 75,000,000円
3. 事業管理費(広報費、受領証発行費等) 5,740,015円
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合 計 90,740,015円

※これまでの支援活動については、こちらからもご覧いただけます。

被災者救援・復興支援事業の取り組み(2013年9月)(PDF:1.4MB)

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