中国(青海省地震復興支援事業)

日本赤十字社が越冬支援物資を配布した日扎村の村人たち

日本赤十字社が越冬支援物資を配布した日扎村の村人たち

中国西部の青海省玉樹チベット族自治州を2010年4月14日、マグニチュード7.1の地震が襲いました。被災地は標高4000メートルの高地に位置し、高山病にかかる救助隊員も出る中、懸命な救援活動が行われました。

死者・行方不明者2968人、被災者約25万人の人的被害に加え、建物や道路、ライフラインなどの生活基盤にも大きな被害を与えました。

中国紅十字会は緊急医療チームを派遣し、被災地にテントや布団などの救援物資を届けたほか、緊急用給水システムや簡易トイレの設置を行いました。

その後も約3年にわたり、テント暮らしの子どもたちが一日も早く安全な学校で学び、地域の人びとが安心して医療を受けられるように、地震で倒壊した学校と病院の再建を中心に復興支援を行ってきました。

日本赤十字社の支援で再建された仲達郷衛生院。孫を抱えて予防接種の順番を待つ村人

日本赤十字社の支援で再建された仲達郷衛生院。孫を抱えて予防接種の順番を待つ村人

日本赤十字社は、中国紅十字会が担う再建事業のうち、地震で全壊した寄宿制小学校1校と病院2カ所の再建を支援しています。

建物は2012年秋までに完成し、子どもたちは清潔で安全な環境で学べるようになり、村の人びとも安心して医療サービスが受けられるようになりました(付帯設備の一部は2013年秋ごろ完成予定)。

また、テント暮らしの被災者には、防寒用の布団や衣類などを配付し、厳しい冬を乗り越えるための支援を行いました。

救援金の使途 ※2013年9月現在

1. 緊急救援
1-1 緊急救援活動への資金協力 1000万円
2. 復興支援
2-1 学校再建(青海省玉樹県仲達郷寄宿制小学校) 1億5639万円
2-2 病院再建(青海省玉樹県仲達郷衛生院) 7078万円
2-3 病院再建(青海省称多県尕朶(Gaduo)郷衛生院) 5276万円
2-4 被災者への越冬支援(青海省・四川省) 5453万円
2-5 緊急通信指揮車両の整備 4898万円
2-6 職員派遣費等 1227万円
2-7 事業管理費 1403万円
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合 計 4億1974万円

※これまでの支援活動については、こちらからもご覧いただけます。

中国・青海省地震 復興支援事業の取り組み(2013年9月)(PDF:3.3MB)

※事業終了に当たり実施した事業評価の報告書

中国大地震および青海省地震復興支援 事業評価報告書(2013年9月)(PDF:2.9MB)

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