「赤十字シンポジウム2015」開催案内(2015年11月7日)

「赤十字シンポジウム2015」を来る11月7日、東京・表参道で開催します。このシンポジウムは、多くの方に国際援助への関心を寄せていただくために、日本赤十字社(以下、日赤)と日本放送協会(以下、NHK)の主催により、「海外たすけあい」募金キャンペーン(※)の一環として、毎年開催しています。

第29回目を迎える今年は昨年に引き続き、紛争の発生から5年目を迎えるシリアにおける人道危機にフォーカスします。ぜひご来場ください。

失われた5年~中東人道危機と子ども・女性たち~

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今年のシンポジウムは昨年に引き続き、いまだに深刻な事態が続く中東人道危機、とりわけシリアに焦点を当てます。

紛争の発生から5年近くが経過するシリアでは、避難民1000万人のうち国内にとどまらざるを得ない国内避難民は750万人(UNHCR 2014)に上り、国外に逃れた難民に比べて支援が一層届きにくいといわれています。

さらに武装集団同士の紛争の複雑化によって、国内避難民に支援を届ける活動ができるのは地元のシリア赤新月(イスラム圏の赤十字)社などの限られた支援団体のみになっているのが現状です。しかしそのほとんどは、自身が紛争の犠牲者でもある地元のボランティアたちで、自らの命を危険にさらしながら人びとの生活を支えています。

そうした状況下で最も犠牲を強いられているのが子どもや女性、老人などのぜい弱な人たち。今回のシンポジウムでは、中東情勢に精通した学識者やジャーナリスト、そして現地で活動しているシリア赤新月社のボランティアの声を拾い、紛争下の市民の5年を振り返り、今どのような支援が必要とされているのかを考えます。

この問題への関心が低くなり、いわゆる『Silent Emergency (静かなる緊急事態)』となりつつある今だからこそ、一人でも多くの人がこの問題に注視する重要性もまた、訴えていきたいと考えています。

  • ※「海外たすけあい」募金キャンペーンは、世界各地の紛争、災害、飢餓などで苦しんでいる人びとを支援するために、日赤とNHKが共同で毎年12月に行っています。お寄せいただいた募金はすべて、日赤による援助を待つ世界中の人びとのために使わせていただきます。

開催概要

1.日時 : 2015(平成27)年11月7日(土)14時00分~16時00分(開場13時30分)
2.場所 : 表参道ヒルズ本館地下3階 スペースオー(渋谷区神宮前4-12-10)
3.主催 : 日本赤十字社、NHK
(後援:外務省、厚生労働省、NHK厚生文化事業団)
(協力:赤十字国際委員会(ICRC)、日本看護協会、商店街振興組合原宿表参道欅会)
4.出演者 :
コーディネーター : 出川 展恒(NHK解説委員、中東・イスラム地域専門)
パネリスト : 高橋 和夫(放送大学教授)
玉本 英子(アジアプレス・ジャーナリスト)
渡部 正樹(国連人道問題調整事務所(OCHA)神戸事務所長)
特別来日リポート: シリア赤新月(イスラム圏の赤十字)社シリア人ボランティア(予定)

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5.参加費: 無料
6.参加お申し込み方法: お申し込みは1通につきお一人となります。必要事項(郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号、本催しをお知りになったきっかけ、「NHK海外たすけあい」をご存じかどうか)をご記入の上、以下の3つのうち、いずれかの方法で指定の宛先までお申し込みください。
なお、お申し込み多数の場合は抽選とさせていただきます。当選された方には入場整理券(1枚でお一人入場可)を開催の約1週間前までにお送りします。当選の発表は入場整理券の発送をもってかえさせていただきます。
締め切りは2015(平成27)年10月27日(火)【必着】
※FAX、インターネットは10月27日(火)午後11時59分まで
※はがき: 〒105-8521 東京都港区芝大門1-1-3
日本赤十字社 国際部企画課
「赤十字シンポジウム係」
※FAX: 03-5790-0308「赤十字シンポジウム係」
※インターネット: 参加お申し込みはこちら

※お申し込みいただいた個人情報は、赤十字シンポジウムの参加受け付け業務にのみ使用し、厳重に管理いたします。

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