世界的ネットワークを人道課題へ生かそう

世界の若者が『赤十字社の代表』として白熱の議論

若者による模擬連盟総会 cIFRC

赤十字は、世界の赤十字・赤新月社が2年に一回、一堂に会して各国・地域が抱える人道課題について議論する『国際赤十字・赤新月社連盟総会』(以下、連盟総会)を開催しています。

連盟総会では、今後の各社の活動のみならず、核兵器廃絶のように国際的に重要な議題について決議を採択し、国際社会へ呼び掛けます。

連盟総会をモデルとして、大韓赤十字社主催の模擬連盟総会が2012年から実施されています。

同総会では各国から参加する高校生・大学生で編成された混合チームが、異なる国の赤十字・赤新月社の代表者となり『どのように赤十字が人道課題に対応できるか』について話し合い、決議の採択を目指します。

発言する時のルールや英語でのディスカッション、決議の草案作成、ほかの代表団との交渉などは本格的な国際会議さながらで、世界の若者が熱心に議論する姿が印象的です。

今年は8月14~16日にかけて『若い世代のための防災・減災』というテーマで実施されました。3日間の総会の最後には、各社が行う活動のさらなる充実と、地域社会や学校での取り組みを呼びかける決議(模擬)が採択されました。また、今回の模擬の総会という枠を超えて『赤十字ユース・ボランティア(以下、ユース)』として、引き続き防災・減災についてインターネット上で議論を行うことを参加者の間で合意しました。

IMG_1923.jpg

日赤から参加した田中さん(写真3列目の右から2人目)

日本赤十字社は、この模擬総会に昨年から参加しています。これまでに3人がこの総会を体験しました。

今年参加した神奈川県支部赤十字奉仕団の田中晴菜さんは「世界の赤十字ユースメンバーと、とても内容の濃い交流が初めてできました。その国や地域の将来を担うリーダーとなる彼らとつながることができて、本当によかったです。今回の貴重な経験を、これからの赤十字活動に生かしていきたいです」と語りました。

今年は『連盟総会』と『赤十字・赤新月国際会議』開催の年

今年の模擬連盟総会の参加者

今年は、連盟総会が開催される年。また、4年に一回、世界189の赤十字・赤新月社と連盟、ICRC、そしてジュネーブ条約に加盟するすべての政府代表が集う『赤十字・赤新月国際会議』も開催されます。

多くの社の代表団には実際にユース代表も含まれています。

武力紛争下で活動を行う医療従事者や施設の安全を守る方策、気候変動への対応など、多岐にわたる世界の人道的課題について話し合い、国際的に取り組んでいくための決議を目指します。

赤十字活動へのご支援を受け付けています

振り込みに関するご連絡先

日本赤十字社 組織推進部 海外救援金担当

TEL:03-3437-7081 FAX:03-3432-5507

お問い合わせフォーム

本ニュースの印刷用PDF版はこちら(PDF:719KB)

赤十字7原則の採択から50年

中立(Neutrality)・・・

赤十字はすべての人の信頼を得て活動するため、いっさいの争いに加わりません

『中立』Neutrality

※赤十字国際委員会の特設ページにリンクします