(速報2)バヌアツ サイクロン「パム」救援

hosipital.jpg

被災した病院の食堂スタッフに救援物資を届ける
バヌアツ赤ボランティア ©Vanuatu Red Cross Society

超大型サイクロン「パム」の上陸により、バヌアツ共和国では11人が死亡、3300人が37カ所の避難所に避難しています。離島を含めた被害の全貌は調査中ですが、首都では一部携帯電話の通信が回復し、空港が再開したことを受け、国際的な支援が本格化しています。

オーストラリアやニュージーランドなど近隣国の赤十字社からは、すでにビニールシートや水などの救援物資が届けられているほか、災害対応の専門家が派遣されています。

また、バヌアツ赤十字社(以下、バヌアツ赤)には、連日100人がボランティア登録に訪れ、救援活動の担い手となり日夜活動しています。

赤十字の国際支援要請

VRCS volunteer Ausie relief goods.jpg

救援物資の配布を担うバヌアツ赤のボランティア
©Vanuatu Red Cross Society

国際赤十字は16日、バヌアツの被災者支援するため、各国の赤十字・赤新月社に対して総額約4億7000万円の緊急支援要請を発表しました。

支援は7000世帯に対して、救援物資の配布や緊急シェルター(住まい)のための資材提供、安全な水の確保やトイレなどの衛生環境の整備が主な活動予定となります。

これらの支援は、疾病者や高齢者、女性と子どもがいる世帯など、社会的弱者が優先されます。急がれる支援先選定のための調査や、物資の配布はバヌアツ赤のボランティアが担い、講習を受けながら支援を届けています。

日赤の職員を派遣

Tsuji.jpgのサムネイル画像

成田で取材を受ける日赤職員と国連防災世界会議(仙台)
から帰国するバヌアツ赤社長

被害の全貌がいまだ不透明な中、日本赤十字社(以下、日赤)は17日、救援活動の調整のため、職員1人を現地に派遣しました。

フィジーにある国際赤十字の地域事務所やバヌアツで、最新の被災状況の把握と、救援に向けた具体的な準備を進めます。

救援金の募集を開始

バヌアツの被災者を支援するため、日赤は上記国際赤十字の緊急支援要請に応じて資金援助を行う予定です。

日本の皆さまからの救援金の受け付けも本日より開始しました。温かいご支援をよろしくお願いいたします。

救援金受け付け名:「2015年南太平洋サイクロン救援金」

1.受け付け期間:平成27年3月18日(水)~平成27年5月29日(金)

2.ご協力方法:こちらをご覧ください

本ニュースの印刷用のPDFはこちらから(PDF:458KB)