(続報)チリ北部沿岸地方地震

チリ赤十字社が避難する人々を支援

4月1日午後8時46分(日本時間2日午前8時46分)、チリ北部沿岸で発生したマグニチュード8.2の地震から一夜が明けました。

チリ政府の迅速な避難勧告により、津波警報が発令された地域の住民90万人は安全な場所に避難しました。被災地のチリ赤十字社各支部は人びとの避難を支援し一部の避難所を運営しています。

被災地の状況は比較的安定しており、また、治安維持のため軍が派遣されています。

「生活物資が不足」「こころのケアが必要」~ 被災地からの報告 ~

今回の地震では家屋の崩壊等で6人が死亡しました(日本時間3日朝現在)。

電気、電話などが使えず、また、道路等も通行不能となっている地域もあります。日干しレンガ造りの家屋、病院1棟、漁業関係者の船舶・施設なども被害を受けていますが、全体の被害状況は把握できていません。

チリ赤十字社は現地調査のため、災害専門家のチームを被災地に派遣しました。また、すでにチリ赤十字社の危機管理責任者が経験と専門性を生かして国家緊急対策センターの一員とし活動しています。

日本赤十字社からチリに派遣されている村上駐在員はチリ赤十字社と対応を協議。飲料水の不足および価格高騰への懸念、衛生用品の不足、ガソリンの供給制限が行われていることなどについて報告を受けました。また、被災者を支援するさまざまな分野のボランティアが不足していること、「こころのケア」は重要であり特に力を入れていきたいことなどについて説明を受けました。チリ赤十字社は現地調査の結果から詳細な支援計画を策定する予定です。

日本赤十字社では、2010年に同国で発生した地震の際の支援経験を生かし、チリ赤十字社、国際赤十字と連携を取りつつ、被災地の人々が1日でも早く安心できる生活を取り戻せるよう支援活動を行っていきます。