5月8日は世界赤十字デー ~赤十字誕生から150年~

赤十字の創始者アンリー・デュナンは1859年、イタリア統一戦争の激戦地・ソルフェリーノで、「苦しむ人は敵味方の区別なく救護しなくてはならない」という思いを持ち、1863年に、赤十字国際委員会(以下、ICRC)の前身である「五人委員会」を立ち上げました。

そして今年、赤十字は誕生150年を迎えました。また、アンリー・デュナンの誕生日である5月8日は「世界赤十字デー」です。

例年、世界各地の赤十字・赤新月社が、この日を祝すさまざまなイベントを実施します。

節目となる創設150年を迎えた今年は、世界共通のイベントとして、赤十字運動に参加する職員やボランティアなどが、赤十字マークを身につけて各地を行進します。日本赤十字社(以下、日赤)は本日午後4時から、「赤十字誕生150年記念 ウォーキング・イン・表参道」を開催します。

世界赤十字デーに際し、国際赤十字・赤新月社連盟(以下、連盟)の会長である近衞忠煇日赤社長とICRCのピーター・マウラー総裁は、共同声明を発表しました。

世界赤十字デーに寄せて~150年にわたる人道支援活動を祝して~

150年前の赤十字の誕生以来、依然として、世界中で多くの人々が苦しみの中にあります。一方で、われわれが活動を行う地政学的・社会的・技術的な意味における“世界”は、この150年間で劇的に変化しました。

世界赤十字デーである本日、188の赤十字・赤新月社とともに、われわれは一世紀半にわたる人道支援活動を祝します。われわれは希望をもって未来を見据え、そして支援を必要とする人びとに目を向けます。

人道活動が直面している昨今の課題として、自然災害や健康被害の増加、国際人道法への無関心、医療サービスを受けるための安全性の欠如などがあります。

われわれ赤十字はいかなる状況下でも中立性を保ち、苦しんでいる人びとを救うことに力を注ぎ、国籍や信条などにかかわらず公平性をもって支援することを世界中のすべての人びとに理解してもらえるように努めます。これは、赤十字が、特に紛争地域で支援を必要とする人びとへのアクセスを得るために必要不可欠です。

われわれは、地域に根差した草の根レベルでの人道支援活動を展開しています。世界中で活躍する何百万人ものボランティアや地元スタッフは、その地域のニーズや最善の問題解決策を理解しており、ともに取り組むことで、世界の人道的課題の解決に向けて進むべき道が示されることでしょう。

連盟とICRCは、国際赤十字・赤新月運動が人道に尽くしてきた歴史的かつ唯一無二の貢献を祝し、そして、将来にわたって世界中の苦しむ人びとの声に耳を傾け、彼らの人道的ニーズのために取り組み続けることを、ここに約束します。

(原文英語、一部抜粋)

「赤十字150年」キャンペーンの実施

日赤は、商店街振興組合原宿表参道欅会、表参道ヒルズ、日本看護協会の全面的なご協力をいただき、さまざまなイベントを実施しています。

この機会に、ぜひ、原宿表参道エリアに足を運んでみてください。

キャンペーン旗の掲揚・CM放映 平成25年5月1日~5月14日

表参道の中央分離帯に国旗と赤十字旗、歩道にキャンペーン旗を掲揚しています。

また、神宮前交差点の原宿アストロビジョンで、赤十字運動月間キャンペーンのCMを放映しています。CMタイアップ楽曲は、Def Techさんにご提供いただきました。

募金箱の設置 平成25年5月1日~5月31日

本キャンペーンに賛同いただいた原宿表参道エリアのショップなどで、スタッフの皆さまにキャンペーンバッジをつけていただくとともに、募金箱を設置いただいています。

表参道ライトアップ 平成25年5月8日~5月12日

期間中の17時から22時までの間、 表参道ヒルズの壁面と、向かいの日本看護協会ビル(東京都渋谷区神宮前4丁目、5丁目界隈)が赤色にライトアップされます。

京橋千疋屋とのタイアップ 平成25年5月1日~5月31日

京橋千疋屋本店と原宿店で、「赤十字150年特別メニュー」をご提供いただいています。ご注文いただいたお客さまには、赤十字150年記念オリジナルキャンディーをプレゼントしています。

なお、同メニューの売上の一部は日赤の活動資金として寄付されます。

赤十字150年写真展 ~人々に寄り添い続けて一世紀半~

平成25年5月8日~5月31日 平日:9:30~18:30 土日:9:30~17:00

赤十字の150年間の活動を広く一般の方にお伝えする写真展を全国10カ所で開催します。上記期間中は、千疋屋ギャラリー(東京都中央区京橋1-1-9千疋屋ビル2階)にで入場無料で開催します。

なお、今後の全国での開催予定等については、「赤十字150年」キャンペーン特設サイトをご覧ください。