さらなる安全性向上を目指して「個別NAT」が8月からスタート

安全技術調査会で個別NAT導入を伺う日赤幹部職員(手前から平検査管理課長、五十嵐副本部長、日野製造販売総括管理監、田所経営委員)

安全技術調査会で個別NAT導入を伺う日赤幹部職員(手前から平検査管理課長、五十嵐副本部長、日野製造販売総括管理監、田所経営委員)

日本赤十字社は、6月4日に開催された厚生労働省の薬事・食品衛生審議会血液事業部会安全技術調査会(委員長:吉澤浩司・広島大学名誉教授)で、献血血液の感染症検査として、新しく「個別NAT」を8月1日より開始することに了承を得ました。

献血血液については、B型・C型肝炎やHIVなどの感染症予防のために、抗原・抗体検査と核酸増幅検査(NAT)を実施しています。

現在のNATは、20人分の血液をまとめて検査していますが、8月1日からは献血者1人分の血液ごとに調べる「個別NAT」を全国8カ所の検査施設で同時スタート。さらに安全性の高い血液をお届けします。

しかし、感染初期の血液はウイルスが微量のために、どんなに高精度の検査法を導入しても、ウイルスが検出できない空白期間(ウインドウ・ピリオド)を完全になくすことはできません。

引き続き、「責任ある献血」へのご協力をお願いいたします。