日本さい帯血バンクネットワークが平成26年3月末に事業終了

平成26年3月末をもって事業を終了する日本さい帯血バンクネットワーク

平成26年3月末をもって事業を終了する日本さい帯血バンクネットワーク

日本さい帯血バンクネットワークは、第2回通常総会で平成26年3月末での事業終了を決定しました。これまで行ってきた移植用さい帯血の情報公開などの業務は、今年の4月から日本赤十字社が引き継いで運営します。

平成26年からは日本赤十字社がさい帯血バンク事業を支援

さい帯血とは、母親と胎児を結ぶさい帯(へその緒)と、胎盤の中にある血液を指します。さい帯血には血液を作り出す造血幹細胞が多く含まれているため、白血病の患者さんなどに移植することによって病気を治すことができます。

平成11年(1999年)に設置された日本さい帯血バンクネットワークは、移植に用いるさい帯血の情報を一元的に管理し、公開検索システムを通じて、公平かつ安全にさい帯血移植が行われるための事業を進めてきました。

同ネットワークは、初期の段階におけるさい帯血移植体制の整備を図るという当初の目的を達成し、平成24年9月に「移植に用いる造血幹細胞の適切な提供の推進に関する法律」が成立したことから、事業終了を決定しました。

なお、同法律の施行により日本赤十字社は国内で唯一の「造血幹細胞提供支援機関」として指定され、ネットワーク業務を引き継ぐとともに、各地にあるさい帯血バンクは、「さい帯血供給事業者」として事業を運営することになります。

日本赤十字社は、造血幹細胞の適切な提供の推進などを目的に、さい帯血の情報管理や品質向上のための事業などを進め、世界一の移植症例数を誇る日本のさい帯血バンク事業のさらなる飛躍に寄与します。