【お手紙の紹介】 献血していただいた皆さまへ

輸血を受けた女の子のご家族から、日頃から献血にご協力くださっている皆さまへのお礼のお手紙をいただきました。

娘の万葵(まき)は、保育園年長時、難病を発病、その後白血病を発病、二つの病気を患い昨年10月1日 10歳にてなくなりました。

腸管切除の大手術、2度の骨髄移植、闘病生活は、大変なものでした。最後の入院の約1年間、ほぼ二日に一度の血小板輸血、でもそのおかげで命をつないでいただき本人にとっても家族にとっても貴重な時間を過ごすことができました。命を分けていただきありがとうございました。

骨髄移植前より病気のせいで血小板減少、移植後も生着不全の為血液をつくることが出来ず出血した血もなかなか止まらない状態でした。丁度乳歯の生え変わりの時期でもあり乳歯がぬけると血小板不足の為数日間出血が止まらず縫合と輸血でやっと止血できました。また移植の後遺症の為腸管に炎症が起こり下血も常時繰り返していました。そんな時も輸血でなんとか状態を保つことができました。

万葵には、幼い時より入院を経験していることもあり、看護師さんになるという夢もありました。入院中も復学にむけ常に勉強にとりくみ、余命を宣告された娘に今の夢を尋ねると「表彰状を沢山もらうこと」でした。その日より大好きな書道で「こども県展に入賞する」という目標に向かい、力の入らない体で必死に筆を握りました。勿論その最中も身体には輸血の為の管がささったままです。おかげで生命を維持することができ、その間目標に向かい充実した日々を過ごすことができました。筆を握っている時は、輝いていました。

病人でありながら病人ではなかったと思います。みなさんの善意による献血、分けていただいた大切な命のおかげです。感謝の気持ちでいっぱいです。ほんとうにありがとうございました。

浅岡 修世

【追記】

8月24~25日に放送された「24時間テレビ」(日本テレビ系)に、万葵さんの親御さんとお友達が出演されました。

万葵さんのご冥福を心よりお祈りいたします。