アジア地域の赤十字・赤新月社スタッフへの研修が終了

アジア地域の赤十字・赤新月社スタッフ6名への研修を約3週間にわたって実施し、6月21日に修了式を行いました。

前半は、東京の日本赤十字社本社で海外の赤十字・赤新月社スタッフによって自国の血液事業に関するプレゼンテーションが行われました。また、目標設定を行うワークショップや、各国の血液事業を比較するグループディスカッション、日本の血液事業の概要を学ぶ講義のほか、都内の献血ルームや病院への見学も実施しました。

また後半は、検査や製剤等それぞれの専門分野を深く学ぶため、全国のブロック血液センターを訪れました。中四国ブロック血液センターで研修を受けたパキスタン赤新月社のサイフさんは、「日本の血液事業の技術水準の高さに驚いた。血液製剤を作る優れた技術や品質管理の方法はとても興味深い。」とコメントしました。

研修を受けた他のスタッフからも、「各国の血液事業を比較した際、検査機器や採血方法等に違いがあり、とても興味深かった。」「日赤職員のホスピタリティを実感した。血液事業を行ううえで、血液製剤を使用する患者さんのために品質を第一に考えることは大切だが、日本では献血者の健康にも気を使っていることが印象的だった。」との感想がありました。

グループディスカッション〜本社にて〜

グループディスカッション〜本社にて〜

有楽町献血ルーム(東京)視察の様子

有楽町献血ルーム(東京)視察の様子
左からモンゴル国立輸血センターのトゥンガラクさん
フィリピン赤十字社のフローラさん、香港紅十字社のリリーさん

パキスタン赤新月社のサイフさん

パキスタン赤新月社のサイフさん
〜中四国ブロック血液センターにて〜

修了証授与式(前列が研修生のみなさん)

修了証授与式(前列が研修生のみなさん)

この研修は、1978年から毎年開催し、これまで延べ398名が参加しています。研修生同士や日赤職員と知識や経験を分かち合い、交流を深める機会となっていると同時に、各国の血液事業を担う人材を育成する場となっています。

日本赤十字社は世界の赤十字社の一員として、今後も各国の血液事業発展に貢献していきます。