宮城・岩手・福井の新しい供給拠点から患者さんに血液を!

献血の血液は、各都道府県の血液センターから医療機関にいる患者さんの元へ届けられます。

しかし、血液センターから離れた医療機関へ短時間で血液をお届けすることが難しい状況があるため、その場合は血液センターのほかに血液供給の拠点を設置しています。

この度、岩手県と福井県に新たな、宮城県には移転リニューアルした供給出張所が誕生しました。

写真:供給出張所

まず、4月1日に業務を開始したのは宮城県の「登米供給出張所」(写真右下)。

以前は同市内で“迫(はさま)出張所”として業務を行っていましたが、施設老朽化などに伴い新たな地に移転しました。移転により施設機能を一層充実させています。

(供給先:宮城県の登米市、大崎市、栗原市、東松島市、気仙沼市、石巻市、美里町、涌谷町、女川町、南三陸町の6市4町)

続いて、5月16日に業務を開始した岩手県の「奥州供給出張所」(写真右上)。

岩手県は日本で最も大きな県ですが、これまでの拠点は盛岡市の血液センターのみでした。そこで岩手県南部と沿岸南部地域へより迅速に供給するために、新たに出張所を設置しました。

(供給先:岩手県の北上市、奥州市、一関市、大船渡市、陸前高田市、西和賀町、金ヶ崎町、平泉町、住田町の5市4町)

新たな3つの供給出張所の供給エリア

最後に、5月20日から業務を開始した福井県の「敦賀供給出張所」(写真左)。

これまで福井県は県北部(嶺北)地域の福井市にある血液センターから血液を供給していましたが、敦賀市と南越前町の間は豪雪地帯としても知られ、道路が長時間通行止めとなるケースもありました。

こうしたことから、県南部(嶺南)地域へ安定的に血液を届けるために、新たに供給出張所を設置しました。また、6月1日からは、県境を越えて滋賀県湖北地域へも血液を届けます。

(供給先:福井県の敦賀市、小浜市、美浜町、若狭町、おおい町、高浜町の2市3町と滋賀県の長浜市、高島市の一部)

これらの拠点がさらなる地域の輸血医療に貢献し、皆さんの健康を守ります。

日本赤十字社は、これからもより安定的な供給体制を目指して取り組んでいきます。