献血は支えの輪を育む

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LC国際協会332F地区第1R2Z本荘ライオンズクラブ所属
 1Rリジョンチェアパーソン 伊藤 順男さま

本荘ライオンズクラブは今日まで社会福祉委員会活動として、クラブ会員の家族や地域に呼びかけ献血を行ってきました。

昨年はそうした一環として秋田県赤十字血液センターのご支援のもと、「クリスマス献血」を12月23日に行い本荘ライオンズクラブとしてこれまで最多の54名の皆さんから献血を頂きました。

献血をして頂いた皆様は言うに及ばず、ご協力頂いた関係者に厚く御礼申し上げます。

さて、私たち由利本荘地域の献血環境ですが、少子高齢化の進展により65歳以上が人口に占める割合、いわゆる高齢化率は33パーセント(3人に一人が65歳以上)で団塊世代がすべて75歳になる2024(平成36)年には40%以上となることが確実な情勢にあります。これは高齢化により血液を必要とする人が年を追うごとに増えるのに対し、一方では献血可能な年齢層が減少するという大変厳しい環境を意味します。したがって献血は地域に根差し成熟した社会環境において個人や団体の地道な活動が求められていると考えます。

私の好きな言葉に「自助、近助、共助、公助」があります。自助は自分でできることは自己責任で、それでもできないことは「近助(所)や地域の力」を借りて、それでもできないことは「公の力」を借りてです。

とりわけ献血は「自助、近助、共助」を基本とした協働の精神を育むという観点から欠かせないと考えます。

科学や医療技術がいくら進歩してもいまだ人工的に血液を造るには至っていません。このことは「人」の語源である支えあうことを忘れてはならないという自然界からの教えではないでしょうか。こうした中で将来の地域を担う高校生ボランティアが献血会場に駆けつけ精力的に活動、自ら献血し実践していることに大いなる拍手を送りたいと思います。

献血によって支えの輪が大きく育まれるよう世界最大の奉仕団体ライオンズクラブの一員として活動したいものです。