似顔絵を描くことで得た経験や人との出会いを大切に

岩手大学大学院美術科1年 三浦 裕美 さん

岩手大学大学院美術科1年
三浦 裕美 さん

子供の頃から絵やイラストを描くことが好きで、中学、高校、大学で美術を専攻してきました。
大学3年の春から先輩の紹介で、パチンコ店を経営しているニュー公楽で似顔絵コーナーのアルバイトを始めました。ご来店のお客様へ色紙に似顔絵を描いて差し上げるサービスで、絵の勉強にもなり、お客様とふれあうのが何より楽しいアルバイトです。
昨年の11月、盛岡市大通りにある献血ルーム「メルシー」から依頼を受け、20周年イベントのひとつとして、似顔絵コーナーを開催することになりました。
同じ美術科の後輩2人を含む3名で担当し、献血にご協力いただいた方々に似顔絵を描いて差し上げました。
似顔絵は大変人気があり、休日には1日30枚以上描くこともありました。
さまざまな年齢の方と絵を通してコミュニケーションを取ることができました。
献血者の中には、「献血はボランティアとして貢献もできるし、自分の健康状態も分かるのでとても助かる」という方や、「今日で100回目なんです。」という方もいて、私も刺激を受け、献血にチャレンジしてみました。
初めての献血は成分献血でした。
始めはとても緊張していて、本当に自分の血が使えるのか不安でした。
まず、血液中の血小板だけを取り出すことに驚きました。
しかもそれ以外の成分が自分の身体に戻るということに、装置も人の身体もすごいと思いました。
献血は最初と最後の針の出し入れが少し痛みを感じますが「自分の血で人の命が助かっている」と思えば痛みも充実感となります。
これからも月に1回を目安に献血に協力していきたいと思います。
似顔絵コーナーは、お蔭様でとても好評だったことから毎月1回、定期的に開催することとなり、今もたくさんの笑顔を描いています。
私の将来の目標は、美術の教員ですが、この似顔絵を描くことで得た経験や人との出会いを大切にして今後も頑張っていきたいです。