平成28年5月 エクアドル地震~ボランティアの存在に勇気がわく

 近衞社長は、5月26日から4日間、国際赤十字・赤新月社連盟(以下、連盟)会長としてエクアドルを訪問し、熊本地震の本震と同じ4月16日に発生したマグニチュード7.8の地震の被災地を見舞いました。エクアドル政府の発表によると避難者3万人以上、死者650人以上の被害が出ています。

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マンタにて被害の状況について説明を聞く近衞社長

 エクアドル赤十字社は、約2,500人のボランティアが発災当初から病院搬送前の応急処置4,500件以上、こころのケア7千人弱、飲料水の提供7万2千トン以上など広い分野で活動し、地震発生から1か月で6万5千人に支援を届けています。

 近衞社長は、首都キトから約170km離れたマンタとペデルナレスで被害状況を視察した後、ボランティアに対し「このような大災害に際し、皆さんの献身的な活動は多くの人に勇気を与えてくれた」と彼らを讃えると共に「赤十字が国境を越えて持っている強い連帯の精神が存分に発揮できた」と述べました。

 エクアドル赤十字社のクエバ社長は「これから復興期に入ると住居の確保、給水、健康管理、生業の分野で今まで以上の支援が必要で簡単なことではない。そのためには引き続き皆さんの情熱、忍耐強さが必要だ。」とボランティアに語りかけました。

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こども受けの救援品を手渡す近衞社長

 近衞社長は、訓練されたボランティアのきびきびした動き、礼儀正しい態度に感心した様子で「被災者は、救援活動だけでなく、彼らの存在そのものから多くの勇気を得ているのではないか」と感想を述べ、また前日に面会したラング外務大臣が地震発生後外国から32ものNGOが駆けつけてくれたことに感謝しつつも「日常的に現地に根付いた活動を通じての赤十字の支援は実に的確で素晴らしかった」との感想を述べたことを披露しました。

 連盟は10万人を対象に、12か月支援する事業計画のため1800万スイスフラン(約19億6千万円)のアピールを出しましたが充足率は34%程度、現地国 連代表によると国連アピールも15%程度と国外の関心は高いとは言えません。その中での連盟会長の訪問は現地行政、市民からも歓迎され、国内外メディア (ロイター、AP,AFP、国内TVなど)も同行取材するほどでした。日赤からはエクアドル救援金から7月末までに4千万円を拠出することになっています。

関連リンク
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160530-00010000-reutv-s_ame

http://www.tvn-2.com/videos/noticias/Presidente-FICR-recorrio-Ecuador-terremoto_2_4494320530.html

http://www.ecuavisa.com/articulo/terremoto/noticias/159541-presidente-federacion-internacional-cruz-roja-recorrio-zonas

http://www.elcomercio.com/actualidad/presidente-cruzroja-internacional-terremoto-ecuador.html

http://economictimes.indiatimes.com/slideshows/day-in-pics/may-29-2016/red-cross-president-visits-earthquake-hit-ecuador/slideshow/52487465.cms

http://www.eltelegrafo.com.ec/noticias/ecuador/3/moreno-entrega-la-primera-casa-a-damnificado-con-discapacidad

http://www.reuters.com/video/2016/05/29/six-weeks-after-quake-ecuador-still-in-c?videoId=368694270&videoChannel=1

http://www.msn.com/es-xl/noticias/actualidad/presidente-de-la-ficr-recorre-zonas-devastadas-por-terremoto-en-ecuador/ar-BBtBpz7?ocid=iehp