平成27年8月 第45回フローレンス・ナイチンゲール記章授与式

近衞忠煇社長に先導された日本赤十字社(以下、日赤)名誉総裁の皇后陛下や名誉副総裁の各宮家の妃殿下方が入場、着席されると、会場は厳粛な雰囲気に包まれました。祝辞の後、さいたま赤十字看護専門学校・富山赤十字看護専門学校の学生が、先輩看護師の受章を祝ってキャンドルサービスを行い、会場を一周しました。

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皇后陛下を先導する近衞社長

今回の受章者は惣万佳代子(そうまんかよこ)さんと山田里津(やまだりつ)さん。皇后陛下は、惣万さん、山田さんの胸に記章をつけながら絶えずにこやかに言葉をおかけになり、二人は感極まった様子で会場にも感動が広がりました。

惣万佳代子さんは、富山赤十字高等看護学院の卒業生。富山赤十字病院に勤務した後、全国に先駆けて高齢者、子ども、障がいの程度も問わない、誰もが地域で暮らすことを目指した福祉施設を開設し、今では『富山モデル』として全国で同じ取り組みが広がっています。山田里津さんも日赤の救護看護婦養成所卒業。三重県、厚生省で看護改革を進め、看護学を学問として確立するとともに看護教育の充実に大きな足跡を残しました。

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皇后陛下から記章の授与を受ける惣万さん、左は山田さん

「ナイチンゲール記章授与式に出るたびに、受章者たちが成し遂げた功績の大きさに感動する」と話す近衞社長。50年間にわたり赤十字に身を置く近衞社長にとっても、ナイチンゲール記章授与式は特別なもののようです。

1920年に第一回ナイチンゲール記章授与式が開始されて今年の第45回までに、受章者の数は全世界100カ国1447人に上ります。その内日本人受章者は107人と最多となっています。