平成26年8月 連盟新事務総長と近衞会長、エボラ出血熱、ガザ紛争に取り組む

シィ新事務総長

シィ新事務総長

西アフリカで猛威を奮うエボラ出血熱に世界中が青ざめ、パレスチナ自治区ガザでの武力紛争の行方を人びとは息を呑んで見守っています。

そのような情勢の中、8月1日エルハッジ・アマドゥ・シィ氏(Elhadj Amadou Sy, 通称As)が国際赤十字・赤新月社連盟(連盟)事務総長に就任、近衞会長新体制が本格的に始動しました。

「最初に赤十字の活動を目の当たりにしたのは1989年、セネガル・モーリタニアの紛争でした。赤十字はどんな時でも、災害時の現場でいち早く活動する、その対応の早さを私はいつも見てきました」就任インタビューでの言葉です。

新事務総長はその赤十字観そのままに、就任早々エボラ出血熱流行を受けて非常事態宣言を行ったギニアとシェラレオネを訪問しました。ジュネーブへ戻った後は、現地の状況や赤十字の対応について、メディアや経済協力機構(OECD)開発援助委員会(DAC)などへ積極的に情報発信しています。

ユニス・パレスチナ赤新月社社長と電話会談する近衞連盟会長

ユニス・パレスチナ赤新月社社長と電話会談する近衞連盟会長

一方、近衞連盟会長はガザ紛争の対応に当たっています。

連盟事務局、赤十字国際委員会(ICRC)と調整を続け、マウラーICRC総裁との連名で全加盟社へ書簡を出しました。パレスチナ赤新月社の努力をねぎらい、赤十字・赤新月全体へ協力を呼びかけるものです。

8月26、27日にガザにて開催されるパートナーシップ会議に先立ち、近衞会長は21日ユニス・パレスチナ赤新月社社長と電話協議を行いました。パレスチナへは昨年2月に訪問しておりユニス社長とも旧知の仲です。

会談内容はユニス社長からの状況報告が主でしたが、ユヌス社長の疲労が電話でも見てとれ、近衞会長はユヌス社長の健康を気遣いながら会談を終えました。

近衞会長新体制は順調に離陸、フル稼働しています。