平成26年3月 次期連盟事務総長決定

 国際赤十字・赤新月社連盟(連盟)は、次期事務総長にエルハジ・アマドゥ・シィ氏(Elhadj Amadou Sy)が決定したことを加盟各社へ通知しました。

 近衞連盟会長にとって事務総長選考は極めて重要な職務です。会長は、二期目に実行すべき重点項目の一つとして事務局改革を挙げ、各社にとって事務局をより身近な体制にすることを目指しています。また国際赤十字・赤新月運動内での調整強化も改善すべき課題としており、近衞会長のビジョンの実現は、事務総長の力量にかかっていると言っても過言ではありません。

 シィ新事務総長はアフリカのセネガル出身で、世界エイズ・結核・マラリア対策基金、国連合同エイズ計画(UNAIDS)の要職を長く歴任した後、現在は国連児童基金(UNICEF)にて支援国との交渉部門の部長を務めています。英仏独語に堪能です。

昨年11月連盟総会で演説する近衞会長

昨年11月連盟総会で演説する近衞会長

 「シィ氏のプレゼンテーションは非常に我々の心をとらえた。彼の真摯な態度、幅広い経歴は連盟にとって大きな財産となるだろう」と、近衞会長は新事務総長への期待を語りました。同時に「最終的に最適な人物が選出された」と選考委員会の長として無事選考を終えたことに対し安堵感をにじませました。

 事務総長の職務は連盟規約で定められており、任期は4年。事務局の最高責任者として予算執行、活動遂行、人事を円滑に進め、また理事会にも事務局代表として出席します。会長不在の場合には他の機関に対し連盟を代表することも求められます。シィ新事務総長は、就任前から近衞会長との協議、理事会出席、現事務総長からの業務引き継ぎを開始する予定です。現ベケレ事務総長は6月30日に退任します。