平成25年7月 韓国訪問

写真はユ・ジュングン大韓赤十字社総裁と近衞連盟会長)

写真:ユ・ジュングン大韓赤十字社総裁と近衞連盟会長

 「一番近い隣国を訪問する機会をずっとうかがって来ました。今日ようやく希望が実現し大変嬉しく思います」

 7月11日、近衞社長の国際赤十字・赤新月社連盟会長としての韓国訪問は、喜びのことばで始まりました。

 日本・韓国の両赤十字社は、政府が解決できない人道問題に協力して対処してきた長い歴史があります。

 特に近衞会長は、在サハリン「韓国人」支援事業に深くかかわってきました。ユ・ジュングン大韓赤十字社総裁は、日赤が1919年の連盟設立時の加盟国5カ国のひとつであったことを紹介しながら会長訪問を歓迎、近衞会長は国家元首や国際機関の長に贈られる大韓赤十字社最高位のムグンファ賞を授与されました。

 続いてユン・ビョンセ外交通商部長官、リュ・ギルジェ統一部長官、ユ・ジョンボク安全行政部長官と会談し、人道外交を展開しました。近衞会長は、2012年に締結された連盟、大韓赤十字社、外交通商部との三者協定書を韓国政府が更に活用することを要請。また連盟が北朝鮮支援を一貫して行ってきたことを説明しました。

 リュ統一部長官は、「離散家族問題は純粋に人道問題として扱われるべき」とのメッセージが、赤十字ルートを通じて北朝鮮へ伝わることに期待を寄せました。

 大韓赤十字社は朝鮮戦争後の1955年に連盟に加盟、2000年代に国際活動を活発化し、2005年から連盟理事社を務めています。2009年以降2013年現在までの連盟への支援ランキングは22位ですが、連盟の北朝鮮支援においては、資金の80%を北欧が拠出しているのに対し、韓国は2%に止まっており、今後の韓国の支援拡大が期待されています。