平成23年5月 中国大地震三周年追悼式典出席

 平成20年5月12日―8万7000人以上の命を一瞬にして奪った中国大地震。当時国際赤十字・赤新月社連盟(連盟)の副会長を務めていた近衞現会長は、発災翌月に現地入りして、壊滅的被害を受けたコミュニティや、連盟や各国赤十字社の活動現場を視察して回りました。

 発災から3年目を迎えた本年5月5日、中国紅十字会(中国の赤十字社)の主催により挙行された追悼式典に出席すべく、近衞会長は再び現地を訪れました。

スピーチをする近衛会長

 「中国紅十字会の職員の中には、自ら被災し、テント暮らしの人も大勢いたと聞いています。しかしいかなる困難にあっても、彼らが活動の手を休めることはありませんでした」オープニングのスピーチで、近衞会長は紅十字会の組織的・献身的な活動を賞賛しました

 「今回の災害は未曾有の被害をもたらしましたが、紅十字会は”build back better”―すなわち震災前の状態にただ戻すのではなく、よりよい形での復興を目指した活動を続けてきました。その結果、紅十字会は、自身の活動の幅を大きく広げたのです。実際、この三年の間に蓄積された知識と経験は、昨年起こった青海地震への対応において存分に活かされていました。こうした各国の赤十字一つ一つの知識と経験を重ね合わせ、一つの運動体として、被災者により近く、より多く、よりよい支援を届けることを目指し、今後も世界中で活動を続けていきましょう」

近衞会長スピーチ全文(英語)(PDF:86KB)