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国際赤十字・赤新月社連盟会長の動き

連盟総会で会長当選が決まり、各国の赤十字から祝福を受ける近衛社長

 平成21年11月、ケニアの首都ナイロビで開催された国際赤十字・赤新月社連盟(連盟)の第17回総会で、日本赤十字社の近衞社長が第15代連盟会長に選出されました。アジア地域から会長が選ばれるのは、90年に及ぶ連盟史上初めてのことです。連盟は、スイス・ジュネーブに本部を構える世界各国の赤十字社・赤新月社の連合体として、1919年に設立されました。災害時に国際救援活動の調整を行うほか、各国赤十字の活動を支え、推進することが主な役割です。「連盟を形成する赤十字社・赤新月社は実に多様で、連盟への思いや関わり方もさまざまです。私は会長選挙に立候補するにあたり、『Spirit of Togetherness(連帯の精神)』をスローガンに掲げました。これこそが、政治・宗教・地域対立などを超越し、世界中の赤十字・赤新月を結ぶ絆になると信じているからです。一つの赤十字ができることは限られていても、国際的に広がる赤十字運動の心をひとつにし、力を結集することで、はるかに大きな力が生まれるはずです」。

 連盟会長の任期は4年間。戦略や活動方針を議論する重要な会議の議長を務めるほか、できるだけ多くの赤十字と対話すべく、世界各地を訪問します。各国の赤十字が抱える実情に耳を傾け、意見を調整し、赤十字全体の方向性を示すことが、連盟会長に求められる最大の任務です。また、大規模災害などが発生した被災地を視察し、必要に応じて現地政府や国際機関などと協議を行います。政策決定者と直接対面し、赤十字としての人道的見解を積極的に伝え、政府の理解や協力を求める人道外交を進めていきます。

連盟ホームページ会長プロフィール

平成22年1月 ハイチ

22万人のいのちを奪ったハイチ大地震の被災地を訪れ、赤十字のボランティアを激励

平成22年4月 オーストリア

多様性を受け入れる社会を目指して~第8回ヨーロッパ地域会議に出席~

平成22年4月 サウジアラビア

世界中の赤十字社・赤新月社の連携を深めるために

平成22年9月 パキスタン

建国史上最悪の洪水被害の被災地を訪問、ザルダリ大統領と会談

平成22年10月 ヨルダン

各国の赤十字社・赤新月社の連帯が鍵~第8回アジア・太平洋地域会議に出席~

平成22年11月 広島

核の問題に正面から取り組み、人道主義を貫く ~ノーベル平和賞受賞者世界サミットに出席~

平成23年1月 シンガポール

あなたにもあるボランティア精神”Find the volunteer inside you” ~第21回世界ボランティア会議に出席~

平成23年5月 中国

8万7千人以上の犠牲が出た中国大地震の追悼式典に出席

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