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2012.02.02

ソマリア:ソマリア人への支援再開を願う

ジュネーブ/ナイロビ(ICRC)―ICRCは、イスラム系反ソマリア暫定政府勢力アル・シャバーブ管轄地域において、ICRCが行う緊急食料支援を同地域当局が中断させたことを遺憾に思います。

「当局との合意協定に基づき、2011年6月から12月にかけてICRCはソマリア中部・南部に居住する120万人に対し約1ヶ月分の食料配布を行っていました」と話すのは東アフリカ地域事業局長Daniel Duvillardです。「食料を支援することで、国民の間に蔓延する深刻な栄養失調は緩和されました」

 

これまで、緊急支援に取り組むICRCにとっても厳しい環境の中、最も支援を必要とする人たちがいる国内1,600ヶ所へ合計1万7,000トン以上の米、豆、油を配布してきました。しかし猛暑と高い湿度、そして大雨にさらされたことが原因で、配布予定だった食料のうち6%(豆およそ1,000トン)が劣化し食べられなくなりました。一部報道ではICRCがその豆をソマリア国民へ配布したことを原因として協定の中断に至ったとされていますが、「劣化した豆はICRCが回収、もしくはアル・シャバーブ当局が廃棄しました」とDuvillardは説明しています。「人が食べられないような劣化食料はソマリア人に一切配布していません」

 

現状では、首都モガディシュからおよそ90キロ北にあるJowharでのアル・シャバーブ当局の阻止により、Middle Shabelle と Galgaduud地域で予定していた24万人への食料配布は再開のめどが立っていません。ICRCは1月中旬から食料支援を中断しています。

 

ICRCは過去30年間にわたりソマリアで活動してきました。ソマリアの人々が繰り返される人道危機を乗り越え、生活を改善し、医療へのアクセスが改善されるよう、支援の再開を願うばかりです。

 

英文記事はICRCジュネーブ本部(外部サイトへ/英語)で確認できます。