2009年2月3日、赤十字国際委員会 (ICRC) 駐日事務所が東京・汐留に開設されました。(2011年4月、東京・神谷町に移転)
近年ICRCは、紛争や国内騒乱がアジアで多発していること、また、今後アジアの影響力・存在感が国際舞台においてより強まることを見越して、アジアに拠点を増やしています。
2005年7月には中国に地域代表部を設立、クアラルンプール地域代表部やフィリピン代表部の機能も強化してきました。
過去のICRC日本駐在は、二つの世界大戦に伴うもので、第一次世界大戦では、日本とシベリアで抑留された中央同盟国の戦争捕虜(ドイツ人、オーストリア人、ハンガリー人、トルコ人)を対象に、収容所の訪問を行っていました。このとき日本に事務所を設けることはありませんでしたが、第二次世界大戦では日本に代表部を設置 (1942-49年)。捕虜を収容所に訪ね、広島における被爆状況の調査や被爆者の支援・保護が主な活動でした。
60年前は国際社会から支援を受ける側だった日本も、今では支援を行う側に身を置いています。2008年2月に来日したICRC総裁ヤコブ・ケレンベルガーは、日本を戦略的パートナーと位置付け、平和構築推進において日本の果たす役割の重要性を説きました。ICRCは今後、政府をはじめ関係当局と、協力関係の強化や人道的貢献について積極的に協議します。
当時の日本は国際社会から支援を受ける側でしたが、戦後60年経った今では支援を行う側に身を置きます。ICRC駐日事務所の任務も前回とは180度異なり、国際社会における日本のステータスに見合った貢献を政府に促し、協力していきます。
駐日事務所は、いわゆる募金活動の任務を帯びていません。ICRCの財政は、各国政府からの「自発的な」拠出金から成り立っています。したがって、赤十字運動へのご寄付は、日本における国内外の諸活動を行っている日本赤十字社(外部サイトへ)へお寄せいただきますようお願いします。
| 所在地 | 東京都港区虎ノ門5-13-1 虎ノ門40MTビル6階 |
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| 代表者 | 駐日事務所所長 長嶺義宣 |
| 設立 | 2009年2月3日 |
