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よくある質問

Q1.赤十字とICRC(赤十字国際委員会)は違うの?
赤十字と名のつく組織は大きく分けて三つあります。赤十字国際委員会(ICRC)、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)、そして各国の赤十字社・赤新月社です。ICRCは主に紛争地において紛争の犠牲となっている人々のために様々な活動を行い、各国の赤十字社・赤新月社は、それぞれの国のニーズにあった活動を幅広く行います。日本では日本赤十字社がこれに該当します。
IFRCは各社の連合体として、主に災害で犠牲となった人々のために支援活動を行います。
各組織は財政・政策の面で独立しており、この三つの活動を総称して「国際赤十字・赤新月運動(赤十字運動)」と呼びます。
Q2.日本赤十字社とはどのように違うの?
ICRCは紛争地において人々の支援・保護活動を行い、各国赤十字社・赤新月社は主に国内で医療および自然災害の分野で活動を展開しており、両者の基本任務は異なります。また、ICRC駐日事務所はいわゆる「募金活動」の任務を帯びていません。
ICRCの財政は各国政府からの「自発的な」拠出金から成り立っています。
日本赤十字社は、紛争地におけるICRCの支援活動に日本人職員(主に医療スタッフ)を派遣し、財政的にもICRCの活動に貢献しています。
Q3.標章(エンブレム)はいくつあるの?
赤十字の標章は赤い十字のマークです。それ以外には、赤い三日月のマークとひし形のマークがあり、全部で三つの標章が存在します。十字のマークがキリスト教を連想させることから、主にイスラム教圏では三日月のマークを赤い十字の代わりに用います。これを赤新月と呼びます。
Q4.ICRCはNGO? それとも国連機関?
NGOでも国連機関でもなく、ジュネーブ諸条約およびジュネーブ諸条約の締約国すべての政府が参加する赤十字・赤新月国際会議によって公式に承認された独立した機関です。
Q5.いつからあるの? 誰が作ったの?
1859年のソルフェリーノの戦いを目撃したスイス人、アンリー・デュナンによって創設されました。敵味方の区別なく傷病者を救護することを目的に、4人のジュネーブ市民とともに「5人委員会」を設立、16カ国の参加を得てジュネーブで国際会議が開かれ、赤十字規約が採択されました。この委員会が改組され現在の「赤十字国際委員会」となっています。
Q6.何に基づいて活動しているの?
1949年のジュネーブ諸条約によってICRCの地位と活動が保証されています。
1990年には国連総会決議によって、国連総会のオブザーバーとしての地位を得ています。
Q7.資金はどこから出ているの?
活動資金は、各国政府(約80%)や各国赤十字社・赤新月社(約5%)などからの任意拠出金によってまかなわれています。
また、一部の民間からの寄付や投資収入なども活動資金となっています。
Q8.世界に事務所はいくつあるの?
世界60カ国以上に駐在し、約80カ国で活動を展開しています。駐在の形としては地域代表部、代表部、事務所があり、地域代表部・代表部は駐在国政府と地位協定を結んで外交特権を得ているものが多く、事務所はその管轄下に置かれています。
Q9.ICRC駐日事務所はいつできたの?
第一次世界大戦中、日本で捕虜の訪問などICRCの保護活動が行われていましたが、このとき事務所はありませんでした。
1942年に初の駐日代表部が横浜にでき、その後軽井沢に移転。そして2009年2月3日、実質的な活動拠点として新たに東京・汐留に駐日事務所が設置されました。
Q10.駐日事務所の仕事って?
主に次の四つです。
(1)人道活動や国際人道法への関心を高める
(2)外務省、防衛省との関係を強化し、ICRCとその活動への理解を促す
(3)日本人の国際正規職員を増やす
(4)政府に対して戦争に用いる手段・兵器の軽減を呼びかけ、国内法整備を助ける
Q11.どうしたら国際正規職員になれるの?
駐日事務所およびジュネーブ本部で随時公募しています。日本在住の方は駐日事務所までお問い合わせください。
ICRCの採用情報はこちら>>
Q12.私には何ができるの?
国際正規職員として働く、インターンとして働く、広報イベントに参加して活動を覗いてみるなど、参加の形態は様々です。
詳しくは駐日事務所までお問い合わせください。